格安SIM、格安スマホでこれまで順調に下がってきたMVNOの価格ですが、一転、値上げの立場に立たされています。8月からドコモがMVNO向けに提供しているSIMカードについて、これまで定められていなかった費用が394円徴収されるようになったようです。
https://www.nttdocomo.co.jp/binary/pdf/corporate/disclosure/mvno/business/gaiyou.pdf
ドコモのMVNO向けの資料によると、確かに「USIMカードの貸与に係る費用」
ということで、394円(税別)の設定がされています。
それに伴って、 初期費用などの値上げが各MVNOで始まりつつあります。
ソラコム。
IOT向けのMVNOとのことから、ユーザーのデータ量も少なく、月額料金も初期費用も抑えめで運営してきたということだが、吸収しきれない費用として、394円をユーザー費用として転嫁したとのこと
記事のURLの一部分が悲痛な叫びのように聞こえます。
そして、So-netも394円をSIMカード準備料として・・・・
ここに「SIMカード準備料」新用語が爆誕しました。
さらには橋本環奈のU-moeileも初月料金に加算されるとのことで・・・。
まだ、多くのMVNOで態度を保留している段階のようですが、順次この394円を申し込みの初期費用以外にプラスして、ユーザー転嫁していくという流れに変わっていくものだと考えられます。月額費用が非常に安い現在のMVNOで、この394円はかなりの金額で現在の企業努力ではそこまで吸収できるとは思えません。
ただし、この394円というのは、MVNO自体が取る利益というものでもなく、直接ドコモへと流れるお金になるため、普及し始めた今に費用を請求するのかという、いかにもドコモらしいお金の取り方ではないのかということが伺えます。仮にMVNOが100万回線新規にSIMを発行した場合には、これまでの回線費用等に加えて、MVNO全体から、約4億円程度の上乗せになると考えられます。高いMNOの料金から逃れるために、MVNOを利用する方にとっては、最初の費用でドコモにお布施するというのは、いかにも皮肉で納得いかないことになるかと思います。
MVNOへの新規加入を考えるなら、値上げの態度をまだ示していないところであれば、400円程度節約になるかもしれませんのでお早めに。
Amazonでも初期費用の申し込みパッケージの値上げがちょっとずつ始まっているようなので、キャンペーンなどを利用して、今のうちに気になるMVNOには加入しましょう。(MVNOの格安SIMマニアの方は特に・・・)
これまで下がり下がってきたMVNOのハードルと料金ですが、最初の初期費用394円、今年は一転、値上げのトレンドとなっており、これから先、さらなる394円をめぐる競争、そしてさらなる業界の進化が問われているのかもしれません。
https://www.nttdocomo.co.jp/binary/pdf/corporate/disclosure/mvno/business/gaiyou.pdf
ドコモのMVNO向けの資料によると、確かに「USIMカードの貸与に係る費用」
ということで、394円(税別)の設定がされています。
それに伴って、 初期費用などの値上げが各MVNOで始まりつつあります。
ソラコム。
IOT向けのMVNOとのことから、ユーザーのデータ量も少なく、月額料金も初期費用も抑えめで運営してきたということだが、吸収しきれない費用として、394円をユーザー費用として転嫁したとのこと
記事のURLの一部分が悲痛な叫びのように聞こえます。
弊社では、8月1日お申し込み分より日本向け Air SIM の初期費用の初期費用について SIM 発行手数料(394円/回線・税別)を新設し、従来の初期費用(契約事務手数料:560円/回線・税別)に加算させていただく料金改訂を実施させて頂くこととなりました。https://blog.soracom.jp/blog/2016/07/27/initial-cost/
そして、So-netも394円をSIMカード準備料として・・・・
ここに「SIMカード準備料」新用語が爆誕しました。
サービスお申込時にSIMカード準備料を請求させていただくことになりましたhttp://www.so-net.ne.jp/info/2016/op20160801_0036.html
さらには橋本環奈のU-moeileも初月料金に加算されるとのことで・・・。
SIMカードの発行手数料として、ご利用開始月に394円お支払いいただきます。https://umobile.jp/service/sim/fee/
まだ、多くのMVNOで態度を保留している段階のようですが、順次この394円を申し込みの初期費用以外にプラスして、ユーザー転嫁していくという流れに変わっていくものだと考えられます。月額費用が非常に安い現在のMVNOで、この394円はかなりの金額で現在の企業努力ではそこまで吸収できるとは思えません。
ただし、この394円というのは、MVNO自体が取る利益というものでもなく、直接ドコモへと流れるお金になるため、普及し始めた今に費用を請求するのかという、いかにもドコモらしいお金の取り方ではないのかということが伺えます。仮にMVNOが100万回線新規にSIMを発行した場合には、これまでの回線費用等に加えて、MVNO全体から、約4億円程度の上乗せになると考えられます。高いMNOの料金から逃れるために、MVNOを利用する方にとっては、最初の費用でドコモにお布施するというのは、いかにも皮肉で納得いかないことになるかと思います。
MVNOへの新規加入を考えるなら、値上げの態度をまだ示していないところであれば、400円程度節約になるかもしれませんのでお早めに。
Amazonでも初期費用の申し込みパッケージの値上げがちょっとずつ始まっているようなので、キャンペーンなどを利用して、今のうちに気になるMVNOには加入しましょう。(MVNOの格安SIMマニアの方は特に・・・)
これまで下がり下がってきたMVNOのハードルと料金ですが、最初の初期費用394円、今年は一転、値上げのトレンドとなっており、これから先、さらなる394円をめぐる競争、そしてさらなる業界の進化が問われているのかもしれません。