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以前、ほぼスマホでスマホデビューした記事でBIGLOBEが提供するサービスについて触れました。

その後、NECはスマホをはじめとする携帯事業からの撤退を決め、また別の方面で大規模なリストラを実施するなど、大きな経営面での取り組みが行われ、一般ユーザーをはじめとするスマホ利用者に大きな衝撃を与えたことは記憶に新しいことと思います。

もはやスマホ業界ではNEC / BIGOLOBEは虫の息か、と思っていましたが、実はひっそりと、かつ大胆なサービス改定が行われていました。

それではどのようなメリットがユーザーにはあるのか見ていきましょう。


◆ライトSプランが優遇された

 これまで月額1980円で利用できていたライトSプランが1580円に変更されました。
 単純に月額400円分の値引きとなります。
 もちろんBIGLOBEの別サービスを契約している人はここから210円が引かれるので
 1370円/月となります。
 白ロムの端末さえあればこれはなかなか魅力的な価格と言えるのではないでしょうか?
 そして、もう一つの優遇として月額使用基準(速度規制までの使用通信量)が2GBに
 なったということです。
 これまで1GBの容量だったものが一気に倍に。
 docomoの3G回線に加え、LTEでの快適な通信が楽しめるので、
 今まで以上にデータ通信のみの利用が身近になったものと思います。
 MVNOを手軽に楽しみたいというユーザーには朗報ですね。
 ただし月間総量基準は2GBなので、これ以上使用したいというヘビーユーザーには
 ライトMプラン:3GB (2980円 / 月) またはスタンダードプラン:7GB(3980円 / 月)が
 用意されています。



◆定額利用期間の制限が解除に!

 つまるところ、契約解除の際の解除金制度がなくなりました。
 何年縛り~という概念がなくなるので、いつでも、好きな時に契約して解除することができるのです。
 何年の何月に解約しなきゃ・・・
 というようなことを考えなくて済むのでとても気が楽になるので、
 個人的にはこれが最も大きいのではと思います。



◆SIMを3枚まで使える

 これは月額3980円のスタンダードプランに限られるのですが、SIMカードを同時に3枚まで
 持つことができます。
 通常の月額使用基準7GB分をこの3枚で(1、2枚でもOK)分けあえるので複数端末を
 同時に使えます。
 ヘビーユーザー向けでもあり、ファミリー向けでもある便利なプランですね。
 複数使用の際はシェアオプション申込手数料として初期費用は少しだけ掛かります。
 この際は3150円の出費を予定する必要がありますが、利便性と比較すると
 効果は大きいのでしょうか。



◆SIMの選択性が広がった

 当初はUIMカード(ガラケー時代のminiSDカードサイズのもの)しか選択できなかった
 サービスでしたが、
 現在はnanoUIMカードを含め、microUIMカードとで3種類を選択することができます。
 これにより利用できる端末も一気に広がりました。
 人気のiPhoneだってアクティベート可能。
 もちろん先のスタンダードプランで複数種のSIMを使い分けることもできます。
 


◆その他サービスが充実

 他にもサービスがかなり充実しています。
 例えば2013年のAndroidタブレットの代名詞ともいえるNexus7が比較的安価で手に入る
 サービスや、Wi-fiスポットが無料で使えるエリアが増えたこと、
 さらに使用できる端末がSIMごとにウェブで見られるなど、かなりユーザーに配慮した展開
 が行われています。


以上のように、結構ユーザーフレンドな改定が行われていました。
NECも携帯メーカーから通信サービスからシフトし一皮むけた感があります。
 
引いてみれば背水の陣といった雰囲気すら感じますが、うまく利用する事でスマートフォンライフがより一層充実するものとなるのではないでしょうか?
          by へるしーらいふ。 / へるにゃん(@Helnyan)


 
「BIGLOBE LTE・3G」