ついにKDDI冬の本命、HTL21HTC J Butterfly14日全国で発売されました。売れ行きや評判も好評なようで、早速、品不足で増産されるようです。

 

高評価なauの冬の機種ですが、毎月割などの割引額が少なすぎて機種変して使うには損だなという方が結構いらっしゃるかと思います。そして、2012年の2月から5月にかけて毎月割をモリモリに持った割引を持っているという方が結構の読者の方にはいらしゃると思います。そしてこの3G契約の割引額を維持したままで、LTEプランで既存の3G契約を変更してのまま白ロムで買ったLTE端末で使いたいなーということをふと頭に思い浮かべる人も多いと思います。普通に買うのが高い以上、またそこまで長期間の使用を考えていない、またはメイン回線を使いまわしたいという方には、持ち込み機種変というのがおすすめです。

 

docomoではFOMAからXiへの切替では、割引が全て消滅しましたが、KDDIでは3GからLTEへのプランの切り替えは毎月割がそのまま保持されます。

 

 

では、プランを切替えたら現在とどのくらい変化があるのか実例とともに注意事項を見ていきたいと思います。

 

 

 

 今回、実例としていつもお世話になっているHTC速報さんの中の人の回線契約状況を提供していただき、計算していきたいと思います。

 

まず、現在のHTC速報さんの現在の回線契約状況

料金プラン

料金

備考

プランZ

¥980

1-21au間通話無料

ともコミ学割

-¥980

2年間基本使用料分無料

ISフラット

¥5,460

 

IS NET

¥315

 

プラスWiMAX

¥525

 

U-25

-¥1,050

 

毎月割

-¥3,070

 

ユニバーサルサービス料

¥3

201212月現在

1ヶ月維持費

¥2,183

2年間合計維持費

¥52,392

 

毎月割、ともコミ学割、U-25割と、合計すると5000円程度とかなり多い割引額になっています。このため毎月の料金が2000円台とかなり維持費が抑えられています。この回線を捨てるのは結構もったいないということで、持ち込み機種変をHTL21HTC J Butterfly)でし、その過程でLTEプランへ検討中とのことです。

ということで、量販店でよく何枚も出てくるチェックシート並にチェックする項目をあげてみたいと思います。

 

まずは持ち込み機種変の注意点などをまとめます。(201212月現在)

 

・誰でも割の契約期間は継続(後日LTEプランの継続期間に変わる)

・持ち込み機種変では毎月割は継続

・持ち込み機種変ではともコミ学割(ともコミ学割)も継続

・持ち込み機種変ではU-25割(毎月割増額分表記)も継続
・契約変更手数料3150円が必要

テザリングはLTEフラットに加入の場合には2年間525円無料

IS NETLTE NETに変更される

(切替え月はIS NETでの請求、翌月よりLTE NETでの請求)

SIMを入れ替えて3G端末で使うことができなくなる

・プラスWiMAXの使用ができなくなる(一部ではWiMAXが使えるとの報告有りだが?)

ISフラット5460円→LTEフラット5985円と525円定額料金が高くなる

・パケットの使用量に制限がかかり7GBまでの制限がかかる

LTE通信のできる本体は別途準備が必要

LTEプランには無料通話のあるプランがない

LTEプランへの切替は、切替までの3G契約の日割、切替から月末までのLTEプランへの日割 (月末に持ち込み機種変するとほとんど変わらないが若干お得・・・)

iPhone5で持ち込み機種変した場合でもiPhoneLTEフラット(キャンペーン)5460円にはならない

(※10月中のiPhone5の持ち込み機種変はキャンペーンのLTEフラットが適用された)

 

以上、これらの注意事項があります。これらを考慮して、HTC速報さんの料金をLTEプランに切り替えたときの表はこちら

 

 

料金プラン

料金

備考

LTEプラン

¥980

1-21au間通話無料

ともコミ学割

-¥980

2年間基本使用料分無料

LTEフラット

¥5,985

7GB以降128Kbps制限

LTE NET

¥315

 

テザリングオプション

¥0

2年間525円無料

U-25

-¥1,050

 

毎月割

-¥3,070

 

ユニバーサルサービス料

¥3

201212月現在

1ヶ月維持費

¥2,183

2年間合計維持費

¥52,392

 

 

 

料金だけを見ると、維持費はプラスWiMAXが減った分、パケット代が増えた分で相殺されたということで、3G契約と変わらない料金で持てています。

 

ということで、料金面だけを見ると持ち込み機種変で3GLTEの切り替えを検討する基準としては、制限がないプラスWiMAXが使えるメリットが大きいのか、それとも7GB制限があっても快適なKDDI LTEを使えるメリットが多いのかという使い方によります。

まあ、HTC速報さんなら、きっとどっちの回線も様々な端末の通信テスト用維持しそうな気がしますが。とりあえず、料金面だけでは違いがないということを計算でみてみました。

 

 

当たり前に機種変更するのが安いのか、それとも白ロムを購入し持ち込み機種変をかませるのが安いのか、メリット・デメリットをそれぞれ考えてみて、自分の使い方にあったやり方が必要かもしれません。

この持ち込み機種変の方法や注意事項は10月中にiPhone5を持ち込み機種変した自分のKDDIの請求書と11月になってからサポートの電話に基づいた記述であり、必ずしも正式な公式の見解に基づいたものではありませんが、正答に近いものになっていると思います。サポートやショップに相談してもマチマチな見解と明らかに間違った回答があったりなどがかなり多いので、実際にauショップに行って持ち込み機種変をして、自分で1から持ち込み機種変での3GからLTEプランへの切り替えの説明をしていった方が時間的に早いと思います。

 

ポイントは、誰でも割の更新月は引き継がれ、毎月割などの割引は持ち込み機種変の場合も維持されるということです。

 

これで割引や期間が違うと言われる場合には、しっかり説明して手続きをすすめてもらいましょう。持ち込み機種変は自己責任の世界です。自分で分からない場合にはやらないほうが懸命です。

ちなみにこのブログの記述が間違っている場合でも一切、はいじんあんどしぃーくとしては責任を取ることができないのでご理解ください。

 

 

それでは、ドキドキ・ワクワク、新しいドラマが受け付けのauショップで始まるかもしれない持ち込み機種変をお楽しみください。

 

最後に、料金の計算にご協力いただいたHTC速報さんありがとうございました。

http://htcsoku.info/