科学ノ進歩に犠牲ハツキモノデースというダイジョーブ博士のようなことがよく叫ばれるのがスマートフォンとか最近出始めたばかりのデジモノかもしれません。

 その中でみなさんはどのような基準でスマートフォンを手に取るのでしょうか?かっこいい、CMでみた、高速通信が出来る、使いやすそう、カメラがいい、独自機能が多い、おサイフケータイがある、ワンセグがあるとか、それは個人に寄って様々だと思います。だからこそ現在、そしてこれからも様々な種類のスマートフォンがあり、選ぶ視点を満たしているのかもしれません。

 

 さて、まもなく8月1日に発売される機種にF-12DというAndroid4.0搭載のスマートフォンがあります。スマートフォンでありながらスマートフォンではないと位置づけるようなネーミングがついています、その名も『らくらくスマートフォン』。高性能が売りのスマートフォンにおいて、ついに時代の流れがスマートとらくらくを両立させてしまいました。主にスマートフォンをこれまで使ったことのない層向けのスマートフォンで、スマートフォンが使いにくいという若干歳をとった人も簡単に使うことができ、スマートフォンの便利さを享受することが出来るというふれこみなのでしょうか?目立つものとして、Androidのスマートフォンをもっている人なら絶対に使うはずであるplayストアにすら対応しないなど、そのらくらくの本気度を伺わせます。 スマートフォンラウンジに置いてあった実機を触った個人的な感想では、スマートフォンじゃないスマートフォンということばがぴったりなものでした、タッチパネルもじっくり押して反応させる、ホーム画面で登録してある電話をかけることができる、若者には使いにくいけどお年寄りには使いやすい機能が多かったです。これ、お年寄りが直感的に使いやすそうですねと思いました。

 

 さらに、このブログで取り上げるべき話題として、このF-12Dには専用パケット料金プランがあるのです。『らくらくパケ・ホーダイ』という、2980円のプランです。あまり使わない人にはこれまでのスマートフォンのパケホーダイが5460円しているので、かなりパケット代も安くなります。もしかしたら普通のケータイのパケホーダイを使っている人もこのらくらくスマートフォンに変えると、毎月の料金が安くなるかもしれません。ちょっとでも毎月の携帯代金が気になる方は検討する価値有りです。また両親や祖父母などにちょっとしたプレゼントでこのスマートフォンを買ってあげて、新しいコミュニケーションをしても面白いと思います。

 

 それではいろいろと興奮して、前置きが長くなってしまいましたが次でらくらくスマートフォンの維持費を計算して行きましょう。

  

 

まずは注意事項などを通常のパケホーダイフラットとらくらくパケ・ホーダイとを比較してみました。特に注意しないといけない点は、らくらくパケ・ホーダイの場合は当月500MB以上のパケットの使用で通信速度が送受信128kbpsになってしまう点です。

 

 

フラット(FOMA

らくらく(FOMA

料金

5460

2980

月々

サポート

制限

×

当月利用データ量

500MB以上で

送受信128kbps制限

SIM

差し替え

差し替え時5460

プロバイダ

SPモード以外OK

SPモードのみ

 

 

 

それでは維持費を計算していきます。前提として、らくらくスマートフォン(F-12D)の本体価格は53760円(2240円×24回)、また月々サポートは機種変更・新規の場合1680円(2年間40320円)、MNPの場合には2730円(65520円)とします。

 

本体価格月々サポートの額の参考 エスマックス(S-MAX)

http://s-max.jp/archives/1490661.html 

 

 

【機種変更・新規 らくらくパケ・ホーダイの場合】

 

料金プラン

料金

備考

タイプシンプルバリュー

¥780

 

らくらくパケ・ホーダイ(FOMA

¥2,980

 

SPモード

¥315

 

本体分割代金

¥2,240

本体代金53760

月々サポート

-¥1,680

2年間合計40320

eビリング

-¥105

2年間2,520

ユニバーサルサービス料

¥3

20128月現在

1ヶ月維持費

¥4,533

機種代除く

¥2,293

2年間合計維持費

¥108,792

¥55,032

 

 

MNP らくらくパケ・ホーダイの場合】

 

料金プラン

料金

備考

タイプシンプルバリュー

¥780

 

らくらくパケ・ホーダイ(FOMA

¥2,980

 

SPモード

¥315

 

本体分割代金

¥2,240

本体代金53760

月々サポート

-¥2,730

2年間合計65520

eビリング

-¥105

2年間2,520

ユニバーサルサービス料

¥3

20128月現在

1ヶ月維持費

¥3,483

機種代除く

¥1,243

2年間合計維持費

¥83,592

¥29,832

 

 

【機種変更・新規 パケ・ホーダイフラットの場合】

 

料金プラン

料金

備考

タイプシンプルバリュー

¥780

 

パケ・ホーダイフラット(FOMA

¥5,460

 

SPモード

¥315

 

本体分割代金

¥2,240

本体代金53760

月々サポート

-¥1,680

2年間合計40320

eビリング

-¥105

2年間2,520

ユニバーサルサービス料

¥3

20128月現在

1ヶ月維持費

¥7,013

機種代除く

¥4,773

2年間合計維持費

¥168,312

¥114,552

 

 

MNP パケ・ホーダイフラットの場合】

 

料金プラン

料金

備考

タイプシンプルバリュー

¥780

 

パケ・ホーダイフラット(FOMA

¥5,460

 

SPモード

¥315

 

本体分割代金

¥2,240

本体代金53760

月々サポート

-¥2,730

2年間合計65520

eビリング

-¥105

2年間2,520

ユニバーサルサービス料

¥3

20128月現在

1ヶ月維持費

¥5,963

機種代除く

¥3,723

2年間合計維持費

¥143,112

¥89,352

 

 

以上、維持費を見てきました。やはり目立つ点はパケット代の安さです。制限に大きく違いはありますが、料金だけを比べると単純に5460円と2980円では2500円近い差があります。その部分でとても安くなっていると言えます。例えば、機種変更でらくらくパケ・ホーダイの場合は機種代金を入れても、最初の2年間は毎月4533円、2年目以降は3973円になります。通常のドコモのスマートフォンの場合には、7000円程度の維持費がかかるので、それと比べると大変維持費は安いです。

 

 

さて、通常の料金だけでもこれだけ安いのにさらにキャンペーンがドコモでは準備されています。

特にドコモの家族セット割は家族で2台以上同時に買うと、1台につき本体代金から10500円の割引が受けられます。家族で同時に変えるとお得なのでその1台にこれを含めてもいいかもしれません。

ドコモの家族セット割

http://www.nttdocomo.co.jp/campaign_event/kanto/set_family/index.html

 

 スマートとらくらくが両立するかもしれないらくらくスマートフォン、その機能性もさることながら、らくらくパケ・ホーダイに見られるような安い維持費も魅力です。ぜひ、検討中の方は一度実機を触ってみてはいかがでしょうか?

 スマートフォンライフがいろんな層に浸透して、さらなるコミュニケーションの幅が広がっていくことを期待しています。お年寄りの人がらくらくスマートフォンを完璧に使いこなしている姿を電車で見かけるのもそう遠くない未来なのかもしれません。


らくらくスマートフォン 
http://www.nttdocomo.co.jp/product/easy_phone/f12d/