20万アクセスを迎え、さらなる前進をしていきたいと思っているのがこのブログです。今まで、このブログの購読層の対象が少しぐらいは料金プランを知っている人などを対象としていました。しかし、料金プラン的に初心者の人がそれをわかるでしょうか?
『わかるように書いてよ!!』
と、苦情があったので、その人がどうしたらわかってくれるのかということを考えながら、考えていきたいと思います。毎回、記事を書く時に1時間か2時間かけて書いているのですが、この一言でこれまでのすべてを全否定されたので、1から誰にでもわかるように書きなおしていきたいと思います。
そこで、これまでやってきたような目先、最新の料金プランの説明ではなく、誰でもわかる基本料金などの根本的な部分のシリーズ化として、本当に料金プランを理解出来るという情報を、1から書いていきたいと思います。
題して、世界一知りたい料金プラン
まず、シリーズで一番、最初に書き始めるのはdocomoの料金プランを普通の人が使うことを想定して書いて行きたいと思います。新シリーズご期待ください。今、どれくらいの料金がかかっているのか、それを見ていきたいと思います。
次のページから早速スタートです。
では、今回、普通の人が毎月どれくらいの料金を支払っているのか見ていきましょう。対象は昨年発売されたdocomoの大人気スマートフォン(Xperia arc)を発売当時(2011年3月)に購入し、ちょうど使っている人を例に見ていきましょう。
まずはある人の料金プランの一例をあげてみました。
料金プラン |
料金 |
備考 |
① タイプSSバリュー |
¥980 |
無料通話1000円 |
② パケ・ホーダイ
フラット |
¥5,460 |
|
③ SPモード |
¥315 |
|
④ 分割機種代金 |
¥2,030 |
機種代金48720円 |
⑤ 月々サポート |
-¥700 |
2年間合計16800円 |
⑥ eビリング |
-¥105 |
|
⑦ ユニバーサルサービス料 |
¥5 |
2012年5月現在 |
1ヶ月維持費 |
¥7,985 |
|
2年間合計維持費 |
¥191,640 |
今回、表と説明が対応できるように、料金プランの横に数字をうってありますので、これを1つずつ説明していきたいと思います。
① タイプSSバリュー
これは基本料金と呼ばれる部類になります。簡単にいえば、その電話番号で電話を受けたり、電話をかけたりするために必要な料金です。基本料金にはいくつかのプランがありますが、その違いというのは通話したときの30秒ごとの通話料と無料通話分というところにあります。この場合には1000円分の無料通話ついてくる基本料金ですので、通話料が1000円を超えなければ、余分にお金が通話料で必要になることはありません。よく通話する人は、基本料金が高くなってしまいますが、さらに上のプランをうまく使っていくと料金的には安くなる可能性もあります。またまったく通話しない人であれば、無料通話のないタイプシンプルバリューという基本料金が780円になるプランがあるので、安く済む場合もあります。
② パケ・ホーダイ フラット
これはパケット通信という携帯電話でメールやインターネットを使用する際に、その通信料がどれだけ使っても定額になるというプランです。特にスマートフォンでインターネットを使う人は、こういったパケット定額プランに加入しなければ、払えないくらいの高額な請求(通称、パケ死)がくることになります。他にも2段階定額などパケットプランには何個かありますが、スマートフォンでインターネットなどのパケット通信をした場合には、ほんの数分で上限額へ達してしまうため、それを考えるとこのパケホーダイフラットに加入する方が同じだけ使っても、他の2段階の定額制などと比べても安いので、基本的にこっちに加入している人が多いと思います。
③ SPモード
これはスマートフォンでパケット通信をする際に必要となるプロバイダ料金です。パケット通信をしたり、キャリアのメールアドレスを使うためには必ず必要となります。
④ 分割機種代金
携帯の機種代金の支払いで分割を選んだ場合には、機種代金の支払いが必要です。支払方法は購入時の一括や12回払い、24回払いなどが選べます。量販店などでの一括購入の場合にはポイントが貰えることもあるので、そういう場合には一度に払うお金があれば一括もいいかもしれません。またまだ以前の機種の分割払い契約が残っている場合でも、審査次第では新しく上乗せの形で分割払い契約が可能です。ドコモポイントやクーポン券などの割引があったあとに契約をする場合、その割引分が毎月の支払いで引かれて、その割引金額が無くなった時点から、請求が始まります。
⑤ 月々サポート
昨年から始まった料金の割引がこの月々サポートというものです。この割引は毎月の通信料から、機種や購入方法によって決まった一定金額が毎月、合計24ヶ月割引されるというものです。よく店頭で表示されている実質価格というものは、機種代金からこの月々サポートの合計金額を引いたあとの価格です。2年間の途中で月々サポートの適用されないプランへの変更、機種変更や解約などがあった場合には、その時点で月々サポートの割引は終了しますが、機種代金の分割は残るので注意です。つまり、実質価格というのは、あくまで機種代金が安くなるというわけではなく、2年間同じ携帯電話を使った場合に通信費から割り引かれる金額と、機種代金とを比べただけの価格だと思っておいた方がいいと思います。
⑥ eビリング
紙の領収書が送られてこない代わりに毎月の料金から105円割引されるサービスです。自分の使用料金などは、請求内容の確認のサイト上で確認します。口座払いとクレジットカード払いの場合に申し込みをすれば適用することができます。注意点としてはファミリー割引を組んでいる場合には主回線の適用になります。
⑦ ユニバーサルサービス料
公衆電話などのユニバーサルサービスを維持するための費用を利用者全体で負担することを目的とした料金です。電話番号ごとにかかります。2012年5月現在は5.25円、7月からは3.15円になります。この料金は月々サポートなどの金額などからも割引されないので、最低毎月5円の支払いが必要です。
以上、簡単によくある料金プランを見てきました。このシリーズで料金プランって一体何なの?という感じを少しずつ解決していきたいと思います。料金プランが理解出来れば、毎月の料金がいくら使っても10円に・・・ということも可能かもしれません。
とにかく、このシリーズで少しずつ料金プランがわかって貰えればありがたいです。
今回のキーワードは 『ケータイ料金は簡単に・・・』
・・・に入る言葉を考えてみてください。
それでは、また次回もお楽しみください。
コメント
コメントする