先日、DTIがdocomoのデータ回線を2980円という 破格の値段で使えるという料金プランを発表しました。しかし、あまりにも安すぎる?という疑問がわいたのでとりあえず検討項目を料金面や規制面などから少し探ってみたいと思います。


 
DTIの問題点

・帯域制限なし
↑レンタル回線なのでそのうち制限がかかる可能性が非常に高い

・上りが384K
↑速度的にdocomoのデータ契約での速度と比べて微妙です

・2980円
↑さらに端末レンタル代630円が必要

・端末がSIMロック
↑SIM自体にロックがかかってる可能性がある、つまりレンタル端末でしか使えない。
 
・契約時のキャッシュバック
↑他社は契約時のキャッシュバックが多い中でおそらくなし

・24ヶ月縛り
24ヶ月使わなければ非常に高額の違約金(他社と比べても高額)



DTIの料金とdocomoデータ通信での料金の比較

DTIのプラン
・パケット代 2980円×24ヶ月=71520円
・端末レンタル 630円×24ヶ月=15120円
・ユニバーサルサービス料 7円×24ヶ月=168円
合計  86808円

docomoのデータプラン(HW-01C)
・パケット代(1年目)4410円×12ヶ月=52920円
・パケット代(2年目) 5980円×12ヶ月=71760円
・mopera 525円×24ヶ月= 12600円
・ユニバーサルサービス料 7円×24ヶ月= 168円
・新規契約手数料 3150円
合計   140598円


単純計算で考えてみると、8万6000円と14万円と結構な開きがあるような気がします。
しかし、docomoのデータデータ定額というものは契約時に値引きも多く、今回HW-01Cを買ったときに40000円を引いてくれ(PCの値引きなど)、さらに2年後のMNPで10000円引き(他社への転出)というよくあるパターンで計算しなおしてみます。

そうすると、先程のdocomo回線のデータ定額の合計が50000円近く安くなると想定でき、
実質的な金額としては 
docomoのデータプランでは合計  90598円 となります。


つまりDTIとdocomoのデータプランでは実質的な値段として5000円も変わらないと結論付けることができます。
いろいろなリスクを抱えながらDTI提供のdocomo回線を使い5000円節約するか、それともリスクの少ないdocomoのデータプランの定額を使うかはあなた次第といえるでしょう。


個人的には、やっぱりdocomo回線はdocomoと契約してこそ価値が見いだせると今回、この料金プランなどの比較検討を通して感じました。
うまい話にはだまされないように気をつけなければなりません。契約をするまえにしっかりと検討し、安心安全でお安く使えるスマートフォンライフを送ってください。


 <3月9日追記>
速度追記
割引の例追記