例年Appleの行列といえば、何週間前から並ぶような人がいるなど各方面で話題です。しかし、今回のiPhone6、6plusにおいて、少し空気がいつもと違っていたりします。

それはこういったことが深く影響しているのではないのかと思われます。今年は中国が一次発売の国ではなく発売が先送りされているからです。そのため中国ではApple製品を求める人達が、日本へ殺到しているようなのです。中国国内では、SIMフリーのiPhoneが2倍以上の値段で取引され、転売目的の購入をする方も珍しくはありません。

そしてそんな背景をかかえる明らかに様々な言語が聞こえるApple Store周辺では、様々な問題が起きているようです。


家電量販店の初売りのような行列でやはり集団で転売目的のような感覚で並んでいる人たちが多いようです。指示役が並ぶ人たちを雇い、徹夜で並ばせているようです。その中でグループ間での割り込みや言葉が通じない上でのトラブルが続出していると聞きます。



今回は、行列に並んでいて被害を受けたという1人に状況を伺ったので、書いていきたいと思います。協力していただいたのは、都内在住いつもiPhoneなどを並んで購入されているAppleファンのやすちーさんです。いつもお会いして、Apple製品の似合う姿に感動しています。今回は夜勤明けで並んでいらっしゃいます。


そのやすちーさんの前の中国人グループの割り込みに対して、最後尾を案内すると中国人の一人と喧嘩になったとのこと、その中で言語が通じにくいという意思疎通の問題から、喧嘩の中で中国人の人に頭突きの被害を受けました。


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その後、警察が呼ばれ事情聴取を受け、割り込みの中国人は最後尾に並ぶということで決着つきました。Appleの行列はある意味お祭りなのに、お祭りではなくそういった方の頭突きや割り込みなどの行動で台無しになったということでした。

(掲載の許可、画像などはやすちーさんご本人に提供していただきました)


この他にもネットを見ている限り、各地でも同じような問題が発生しているというようなものでした。iPhoneのSIMフリーがキャリア版とともに同時に販売されるというのはこれまでの日本にとってはうれしい出来事ですが、その裏で中国や二次販売国への転売目的の行列が横行するなど、マナーの問題もかなり発生しています。

頭突きをしてまで行列の先を確保し購入するiPhone・・・、こんな空気、これまでにないiPhoneの発売日です。そろそろ整理券が配られる時期ですが、果たして今日一日、これ以上被害に遭う人が出ず平和無事に終わることができるのでしょうか?


わたしは午後に表参道で受け取りなので、気をつけて行きたいと思います。