最近、一般の方にも人気が出てきたのはdocomoのMVNOの格安SIMです。

キャリアの提供するパケット定額は高いし、そこまで使わなし、節約がしたいという方はBIGLOBEなどのMVNOが提供しているSIMカードを使って、自分に必要な分だけの通信をすることが可能です。自分の通信量をコントロールできる人は、月に1GBだけ使えるSIMカードは価値があると思います。現状のところ、MVNOで使える回線はドコモ回線だけですが、競争を促す規制緩和が進む中、日進月歩なMVNOのサービスです。


そしてSIMカードだけではなく、スマートフォンっぽい本体もパック化で提供しようという動きも積極的に始まっています。そしてその一番先頭にいるのが、BIGLOBEです。2月に“Wi-Fiほぼスマホ”というものを発売しました。

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「Wi-Fiほぼスマホ」端末+LTE通信費で24カ月間2,950円/月~


今回はその料金、そして詳細。さらには今ならこっちの方がお得じゃないの?という点も踏まえて、みていきたいと思います。




それではWi-Fiほぼスマホって一体何?という方のためにわかりやすくみていきます。


■ほぼスマホって何ができんの?

通常、データ通信(Wi-Fi、ドコモ3G LTE接続)のみできるスマートフォン。メールはGmailやBIGLOBEのメールを使い、SMSは126円のオプション、電話は050の番号を月額315円のオプションでそれぞれ都合に応じて取得できます。こういったオプションを使えばほとんどスマートフォンと同じように使うことができます。だからほぼスマホというネーミングのようです。通信量は加入のプランにより制限があります。



■ほぼスマホの機能って?

今回提供されるほぼスマホは、IGZO搭載のAQUOS PHONEとなっています。最大2日使える省電力とバッテリーを搭載し、画面サイズは4.8インチ、カメラの画質は1310万画素、メモリは2GB、内蔵ストレージ32GB、Androidは4.2です。機能としては、LTE通信、GPS、防水、赤外線、ワイヤレス充電、ワンセグ、テザリングに対応しています。ドコモで販売されているSH-06Eとほぼ同性能ですが、ほぼスマホはおサイフケータイには対応していませんので注意が必要です。SMSオプションの契約でLINEのアカウント取得も可能です。



■月額料金2950円の内訳ってどうなってるの?

月額料金2950円の内訳は、1GBまでの高速通信のできるエントリープラン(770円)、接続サービスのエントリープラン(210円)、アシストパックB(1970円)で構成されています。SMSのオプションは126円、050の電話のオプションは315円、端末補償は315円、セキュリティセットは399円、BIGLOBEお助けサポートは499円でそれぞれ提供されています。なお、エントリープラン以外へのプランは別途そのプランの料金が必要です。また別途、初回の手数料3150円、毎月のユニバーサルサービス料3円がかかります。注意点としてはアシストパックBは月額1970円×24回のプランとなっており、24ヶ月以内に解約した場合には別途契約解除料金が必要となります。2年間で47280円の支払いがほぼスマホの本体代金と捉えてください。


以下、目安となる料金の一例をあげてみました。

【ほぼスマホ、データ通信のみで使う場合】

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【ほぼスマホ、スマホのように使う場合】

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月額2950円でデータ通信のみは使うことができますが、実際に電話機能のオプションやSMSのオプションを利用してスマホのように使う場合には、月額3376円程度の金額が必要です。安いといえば安いですが、SMSオプションを使ったり、データ通信以外のことをするとなるとちょっとオプション料金がかかってくるのは残念なところです。



■料金だけなら素直にスマートフォン買った方が安い?

ここまではいろんなサイトに書いてあることだと思いますが、ここからが本当にお伝えしたいことです。スマートフォンのスペックなんてどうでもいいから、まず料金を第一に考えている方も多いのではないかと思います。そういう方は「ほぼスマホ」よりも、素直にイーモバイルのスマートフォンの購入をおすすめします。そっちの方が実はトータルで安い?ということも十分に考えられます。

現在、イーモバイルではキャンペーン中でいろんなスマートフォンが安くなっています。ここで紹介する2機種のスマートフォンはちゃんと最初から080や090の番号があり、SMSもオプションの追加料金も必要ありません。またおサイフケータイにも対応しています。回線的にはドコモではなく、ソフトバンクとイーモバイルの回線となりますが、その辺を気にしなければエリアもほとんど僻地にいかない限り変化は少なく、むしろこちらの方が快適な地域もあるかもしれません。

イー・モバイルオンラインストア



STREAM X GL07S 

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月額料金2900円(本体代金込み)

・内訳

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こちらは月額2900円で使うことができ、データ通信も5GBまで可能です。スマートフォンとしてはかなり安価で2年間使うことが可能です。ほぼスマホがデータ通信1GBのみでも月額2950円なので、こちらの方がスマートフォンなのに安いです。

詳細記事


ARROWS S EM01F

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月額料金2515円(本体価格一括購入)

※現在キャンペーン中、本体価格一括0円~9800円

・内訳

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こちらは月額2515円で利用可能なスマートフォンです。データ通信は5GBまで使うことが可能です。月額2515円の条件は本体を一括購入することですが、現在オンラインショップにおいては新規購入でも「誰とでも定額 for EM-S」のオプション加入にて一括購入で0円、上記オプション加入なしでも9800円で購入することが可能です。もちろんオプションなので必要なければあとから外すことも可能となっているようです。仮にオプションの価格を考えずに2年間の合計維持費のみでみた場合には、ほぼスマホが2年で7万円に対して、このARROWS S EM01Fは2年で6万円で使うことが可能です。

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もちろんエントリープランのSIMだけ購入して、スマートフォンはどこかで調達してくるというのが実は一番安いのかもしれませんが、それでもある程度の費用と知識は必要です。面倒くさいならやっぱりセットでの購入がいいかと思います。
エントリープラン詳細


ということで、ほぼスマホからさらに安いスマートフォンまで、比較や検討も加えながらみてきました。あなたが買うなら、BIGLOBEのほぼスマホ?それともイーモバイルのスマートフォン?

むしろ2台持っても、普通のキャリアで1台機種変更するのよりまだ安いのでどうせなら全部買っちゃいましょうか?

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